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by yumi_si
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最近口説き落とした、女子大生の彼女。
彼女は一人暮らしで、食事もままならない生活を送っている。
僕は下心を隠しつつ、彼女を食事に誘った。

はじめは彼女は断っていたが、僕の優しさに甘えてくれるようになった。

今は食事の帰り道。
20:00すぎ、8月の終わりだがもうすっかり暗い。
それを口実に、毎度彼女のアパートまで送るのが習慣になっていた。

今日で彼女と5回目のデート。
デートと言っても、食事だけだけど。
別に何をしようってわけじゃないが、そろそろ家にあげてくれてもいいんじゃないだろうか。
それぐらいは、気を許してくれていると思う。たぶん、だけど。

僕と彼女は肩と肩が触れるか触れないかくらいの距離にいる。
どきどきしながら、彼女と話しながらゆっくり歩く。
少しでも彼女と一緒にいたいから、彼女の歩みに合わせるふりをして、ゆっくり歩く。

彼女のアパートに着いた。
「いつもありがとう。なんか、ごちそうになってばかりで悪いわ。今度お礼させてね。」
そう言う彼女に、
「いや、お礼なんていらないよ。僕は君と食事ができただけで幸せだからさ。」
ちょっと気取って言葉を返してみる。
「ふふふ、面白い人ね。じゃあ、おやすみなさい。」

アパートの中に入っていく彼女に、僕は勇気を持って言った。
「ねえ、あがってもいいかな?」

彼女の返事はこうだった。
「いいわよ。うちの冷蔵庫の中、元彼の死体しかないけど。」
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by yumi_si | 2008-08-23 21:15 | 対処法